カラーコンタクトレンズと角膜障害 カラーコンタクトしていたら眼が痛くなった

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カラーコンタクトレンズは高度管理医療機器ですが、ファッション感覚で近年女子高生を中心に使用頻度が増しています。それに伴い、眼障害が激増し受診される患者さんも増えています。

カラーコンタクトレンズの眼障害の特徴は劣悪な素材のヒロドキシエチルメタクリレートによる角膜酸素不足です。ヒロドキシエチルメタクリレートは過去古い時代に開発された素材で、酸素透過性が悪く、角膜全体に美まん性に点状表層角膜炎をおこします。

またレンズ表面に露出している色素が角膜障害を起こします。

韓国製や台湾製のカラーコンタクトレンズの多くは安く製造するため性能の悪いヒロドキシエチルメタクリレートの素材をつかい、しかもレンズ表面に色素を印刷してるだけの製法です。

そのため、適切なカラーコンタクトレンズを使用する必要があります。

適切なカラーコンタクトレンズとは、色素がレンズ内に封入されて、レンズの表面が平滑なこと、レンズの素材はシリコーンハイドロゲルレンズ・髙含水)で、

酸素透過率がが24以上、使い捨て頻度をワンデーあるいは2ウイーク。1ヶ月タイプはお勧めできません。

色素

よいコンタクトレンズ:色素はコンタクトレンズ素材の中に埋め込まれており、コンタクトレンズの素材も新しい素材(シリコーンハイドロゲルレンズ・髙含水)で、酸素透過性も良い。


    色素

悪いコンタクトレンズ。色素が直接コンタクトレンズ素材に吹き付けられているだけで、容易に剥がれ落ちて角膜を直接損傷します。レンズ素材も古い素材(ヒロドキシエチルメタクリレート)で酸素透過性も悪い。韓国や台湾で安価で製造されてるものが多いです。

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