コンタクトレンズしたまま点眼できるか。

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コンタクトレンズしたまま点眼できるか。

もちろんコンタクトレンズによって角膜潰瘍や結膜炎になり眼科でコンタクトレンズ装用中止を言われた方は別として、コンタクトレンズした状態で、乾燥感、ドライアイを自覚したり、アレルギーによって眼が痒かったりする場合はどうでしょう。

点眼薬には主成分のほかに、防腐剤などの多くの添加剤が含まれています。この防腐剤には逆性石鹸類の塩化ベンザルコニウムやグルコン酸クロルヘキシジン、パラオキシ安息香酸エステル類、アルコール類や有機塩類などがあります。

この防腐剤は品質保持、汚染予防として含まれています。しかしこの防腐剤は角膜上皮に障害を及ぼすため、ソフトコンタクトレンズの装用したまま使用しないことになっております。コンタクトしたまま点眼するとこれら防腐剤がコンタクトレンズに沈着してしまいます。

もし点眼する場合は、コンタクトレンズを外し、点眼してから5分以上経過してからコンタクトを再装用することが求められています。

また防腐剤による角膜障害を軽減するために、防腐剤の入っていない点眼が増えてきました。防腐剤がはいていないため、一回一回封をあけて使い切りタイプになっています。

このような防腐剤が入っていない点眼はコンタクトしたまま点眼してよいとされています。

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