結膜炎とは

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結膜炎とは、結膜に炎症を起こしている状態、

結膜はしろめの部分のことをいい、炎症とはさまざまな原因があります。

そもそも炎症というのはいろんな体の部分で起こします。

いろんな外的物質(酸やアルカリなど刺激物質、毒性物質、ウイルスや細菌などの外敵)が体に入るとそれを除外しようと様々な反応が開始されます。まずは異物を排除しようと血液に中の兵隊さんの役割をする白血球をその場所に集合させます。そのために血管を太く(拡張)したりして結果的に炎症のある部分は充血してます。血管内から血管外へ白血球を到達するために血管の隙間を開けます。そのためその部分は浮腫(腫れている)が起こります。まとめますと一般的に炎症の所見というのは充血、熱感、痛み、腫脹です。

そして結膜炎というのはしろめの充血が起こります。結膜炎の原因としてはよくみられるのは細菌性。これは抗生物質の点眼薬が速やかに効きます。またウイルス性の結膜炎もあります。流行性角結膜炎や咽頭結膜熱、急性出血性結膜炎などがあり、移りやすいです。治癒するまでも2週間ほどかかる場合もあります。

またよくみられるのはアレルギー性結膜炎です。やはり痒みといった症状がみられるのが特徴です。アレルギーの原因は春先に多いスギ花粉や、イネ花粉などがあります。そのほか、ホコリやダニ、犬や猫の毛のアレルギーを起こす方もみえます。最終的にアレルギーの原因を調べるのは採血をする場合があります。

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