眼科検査機器も日進月歩で進化しております。以前は網膜の検査は眼底検査が主流でしたが、
現在は光干渉断層計(OCT)を使って網膜を組織レベルで細かく検査できるようになりました。
OCTは複数の波長からなる光を使って干渉計測することによって網膜の断面を可視化することができます。
ここでは、OCT画像が網膜の組織のどこにあたるか解説したいと思います。
OCTは眼球の網膜の中心窩を中心に拡大する像と考えてください。
網膜の各層はこのような構成になっております。
簡単に描写するとこのようになります。見る細胞は視細胞になります。外界からの光は視細胞が感じます。その情報は双曲細胞、神経節細胞をつたって、視神経になり、脳につながります。
OCT画像ではこのように写ります。