涙の量

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涙の分泌量は年齢とともに徐々に減少していきます。

涙の分泌量をしらべるのにシルマー法というのがあります。

専用に長細い紙(5×35mmの短冊状の濾紙)をまぶたにはさんで、まぶたつむって5分間待ちます。そしてその紙がどれだけ濡れたかを検査します。上の図のように10代の年齢ですと60mmくらい濡れますが、年齢と伴に徐々に減少していきます。70代になると10代の三分の一ほどになってしまいます。

つまり年齢伴にドライアイの方が増加していきます。

しかし、年齢と伴に”なみだが増えてきた”とか”なみだがたれ得てきてうっとうしい”というお話をよく聞きます。

それの原因は涙の排水の加齢現象もかかわってきます。

涙器の構造

でもとりあげましたが、涙は水道の蛇口と排水溝にたとえられます。涙腺とうところで涙は作られ、涙小管、鼻涙管というところから涙は鼻の奥に排出されます。このバランスが崩れると涙が減少したり、多くなったりします、涙小管、鼻涙管は加齢現象で細くなったり、つまったりして、正常の涙が排出されないと涙がたまったようになります。

あとこれから冬になり寒くなりますが、冬のように寒い環境になると目を寒さから保護するためにあたたかい涙がたくさんでます。

冬になると涙が増えるのはそのためです。

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