白内障 核の硬さ進行度

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白内障はさまざまな原因(主に加齢)のため水晶体(カメラのレンズに相当する)が濁って視力を低下させる病気です。

進行する過程で視力障害が進むことと、あと水晶体の核という部分が硬くなっていきます。

核が硬くなると手術時間が長くなったり、術後の合併症の頻度が高くなるため、白内障の核の硬さの程度を知っておくことは大事です。

核の硬化の進行状況を判定する分類に、Emery-Little分類というのがあります。

水晶体はこの部分にあります。

白内障は水晶体の混濁の場所によって名前があります。

核というのは水晶体の一番中心にある混濁を指します。

模式図です。一番外側に水晶体の形を構成する嚢があります。透明なセロファンのようなイメージです。

中心に核(核白内障)があり、その周りに皮質白内障があります。

実際の写真です。上の模式図に相当します。Emery-Little分類でいうところのグレード0でほとんど濁っていません(硬くない)。

Emery-Little分類の1くらいになってきてわずかに硬くなってきています。

Emery-Little分類の2くらいになってきています。核の色の黄色調が強くなってきています。

Emery-Little分類の3くらいです。黄色褐色調が強くなってきています。

Emery-Little分類 4くらいになってきています。さらに硬さを増しています。

さらに硬くなって褐色調が強いです。

Emery-Little分類6です。かっちかちです。

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