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眼瞼痙攣
眼輪筋に痙攣性収縮が起き、開瞼困難な状態、時に眼瞼下垂と誤診されることがあります。 1)症候性眼瞼痙攣:睫毛乱生、結膜異物や角膜疾患などの刺激による三叉神経の反射により起こります。反射性眼瞼痙攣ともいいます 2)顔面神経性眼瞼痙攣:頭蓋内疾... -
眼瞼ヘルペスは、単純ヘルペスや水痘・帯状疱疹ヘルペスが感染してさまざまな症状を起こす疾患です。 ヘルペスは眼瞼のみならず、口唇や頭、さらに背部の皮膚に起こすことがあります。成人の約50%が感染しているとも言われています。 ヘルペスは一度感...
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眼瞼痙攣(がんけんけいれん)に対するボトックス治療(ボツリヌス療法)
眼瞼痙攣とは、片目だけめがつむってしまったり、まぶたがぴくぴく痙攣したり、口元や頬がぴくぴく痙攣したりする病気です。 まばたきの回数が増えたりもします。原因は不明です。 治療はボトックスをまぶたや頬や口元に注射します。しわ取りの美容でも使... -
霰粒腫(ものもらい)
まぶたが腫れる病気にものもらいがあります。めんぼなどとも言われています。 このものもらいは、霰粒腫と麦粒種があります。その二つの決定的な違いは 霰粒腫は非感染性で麦粒種は感染性です(細菌感染、ばい菌のこと)。 霰粒腫は、マイボーム腺の非感染... -
不同視弱視
弱視とは小児期にさまざまな原因で視力発達を阻害されて一生視力不良になる疾患です。原因はさまざまですが、その中でも 不同視弱視とは片目は正常で、片目は遠視の場合に起こる疾患です。 遠視とは、無限遠方から来る平行光線は網膜の後ろに結像し、網膜... -
弱視
視力の発達 人は生まれてすぐにものが見える機能が備わっているわけではありません。言葉を徐々に覚えるように視力もだんだんと獲得していきます。 視力発達と年齢 生後1か月ではぼんやり物が見えてる程度で、3か月には0.01~0.02、6か月になる... -
視野検査
視野vistal field とは、視線を固定した状態でみえる範囲をいいます。視野は網膜から 視中枢に至る視路の機能の投影であり、視路のどこかに障害があれば、その障害部位に応じて特徴的な視野の異常が認められます。 ① 量的視野 quantitative visual field, ... -
ジオプター(ジオプトリー)とは
視力検査の時とかコンタクトレンズの度数を調べるときに使う○○Ⅾとか書いてありますね。-1.0Ⅾとかー2.0Ⅾとか。DはDioptorと書いて、ジオプターとかジオプトリーと読みます。今日はこのⅮの意味を解説します。 このⅮの単位、はレンズの度数の単位で ... -
視力検査
物体の存在や形状を認識する眼の機能を視力といい、同時にその機能の程度を表すものとして使われています。 暗いところでは視力は悪いが周辺の視野のほうが比較的はっきりみえ、明るさが0.02ルックスを越すと中心のほうがはっきり見えてきます。200... -
屈折・視力検査
眼は遠近の物体に次々と調節を行ってピントをあわせ明視しているますが、今調節をまったくやめてみると、 屈折力と網膜の相対的位置関係(角膜・水晶体の屈折力と眼軸の長さの相対関係)から、眼が本来持っている屈折の状態がわかります。 無調節の時、眼...