硝子体注射

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近年、加齢黄斑変性や糖尿病網膜症、網膜静脈分枝閉塞症による黄斑浮腫といった病気に薬を直接眼球内に注射(硝子体注射)する機会が増えてきました。以前はこれらの疾患は不治の病で失明してしまう病気でしたが、最近では薬の硝子体注射によって助かるようになってきました。しかし、眼科の治療には点眼や内服(飲み薬)といった治療があるのになぜわざわざ眼球に注射するのでしょう?

点眼は結膜炎や角膜炎などの眼球の表面などには直接作用して効きやすいですが、

眼球の内部には薬物は到達しません。

また内服(飲み薬)した薬物は眼球内に到達できません。それは眼球にはブラッドオキュラーバリアー(眼―血液関門)というものが存在して、容易に血管内の薬物や最近やウイルスが眼球に到達できないようになっているのです。それはなぜかというと眼というのものを見るための器官であり、透明である必要があります。なので、いろんな物質が眼球内にいかないようにしたり、最近などの外敵が入って炎症を起こさないようにしているからです。

そのため、眼球内の病気である加齢黄斑変性や糖尿病網膜症に対し薬を到達させるために直接注射針で眼内に投与する必要があります。

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