眼が赤くなるのには様々な原因があります。まず、赤くなるのは白目(結膜)の部分ですが、二つに分けられます。ひとつはべったり赤くなる結膜出血。結膜も血管が入ってるので強くこすったり、眼をぶつけたりすると容易に出血します。出血自体は1~2週間で吸収してくるので心配はありません。ただ、ぶつけたりして出血したばあい、虹彩炎という病気や網膜剥離を併発する場合があるので必ず最寄の眼科で診察が必要です。

もうひとつは結膜充血による赤み。先ほどの出血とは違い、結膜の血管が拡張して

赤くなります。原因は結膜炎や虹彩炎、強膜炎などがあります。

日常よくみられるのが結膜炎ですが、細菌性やウイルス性、アレルギー性などがあります。

細菌性の結膜炎は抗生物質の点眼がよく効きます。ウイルス性ははやり目といわれているもので、人に移る伝染性ものもです。点眼しても治らず2~3週間かかります。風邪と

同じで治るのを待つだけで、その間は人に移さないよう注意が必要です。角膜混濁などの後遺症が出る場合があるのでしっかり眼科でみてもらいましょう。

アレルギー性結膜炎は春先にスギ花粉による花粉症などの人が眼が痒くなるものですが、

アレルギーの原因はスギ花粉以外にも、ホコリやダニ、猫や犬の毛のこともあり、一年中眼の痒い人もいます。アレルギー性結膜炎は抗アレルギーの点眼やステロイドの点眼

を処方します。時々ステロイドの点眼を他の科の先生に処方してもらっている人が

いますが、ステロイドは緑内障を併発することがあるので、合併症のみれない他の科の先生にもらうのは控えましょう。ステロイドの点眼を他科でもらって漫然ともらって緑内障で失明した

人をみたことがあります。

コンタクトレンズを常用している人も結膜炎を併発しやすいです。